問題番号 : 86D43

48歳の男性。病院事務職員で,勤務中に右眼の視野に光が飛ぶような感じが起こり,数分後に急に視野の中心から下方にかけて見えなくなった。直ちに同病院の眼科外来を受診した。視力は右0.08(矯正不能),左1.0(矯正不能)。眼圧は右18mmHg,左17mmHg。眼底検査の後,直ちに右眼の眼球マッサージを行ったところ視力は0.6に回復した。
初診時の右眼底所見はどれか。

正解
a
国試正答率
60%

診断:網膜動脈閉塞症

選択肢考察
○a 網

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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