24歳の男性。東南アジアを2週間旅行した。旅行中軽い下痢が2回あった。帰国後5日目から悪寒を伴う39℃ 台の発熱,頭痛および全身倦怠感が出現した。市販の解熱薬を服用し,症状は軽快したが,その後も発熱が出没するので来院した。体温39.3℃。意識清明。顔貌はやや無欲状。脈拍72/分,整。表在リンパ節を触知しない。軽度の脾腫が認められる。赤血球440万,Hb 13.2g/dL,血小板18万,白血球3,000(好中性桿状核球35%,好中性分葉核球47%,好酸球0%,単球5%,リンパ球13%)。血清生化学所見:AST 140U/L,ALT 100U/L,LDH 1,200U/L(基準176~353)。赤沈45mm/1時間,CRP 5+。
適切な治療薬はどれか。