問題番号 : 85E44

生後3週の新生児。在胎36週,出生体重2,430g,現在の体重2,910g。生後3日ころから,哺乳後寝かせておくと毎回だらだらとした吐乳が見られるようになり,現在まで続いている。機嫌と食欲とはよく,母乳を1日6回飲み,排便は1日5回ある。発熱はない。
 まず行うべき処置として適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
60%

Assessment
体重増加,機嫌,排便ともに問題なく,哺乳時の空気嚥下によ

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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