問題番号 : 85D30

33歳の女性。4か月前に約10日間,物が二重に見えた。3か月前から右眼の視力低下が始まり,この症状はその後やや改善した。2か月前に両下肢の筋力低下と左下肢の感覚低下とが出現した。この症状も次第に改善したが,2日前から再び両下肢の筋力低下が高度となり,排尿障害も出現したので来院した。意識は清明。視力は右0.2(矯正不能),左1.0。眼底は正常。Babinski反射が両側に認められる。
脳脊髄液所見として適切なのはどれか。

正解
d
国試正答率
60%

Assessment
①4か月前:脳幹障害(複視)
②3か月前:球後視神経炎(

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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