問題番号 : 85B97

54歳の男性。約1か月前に車を運転していて,右眼視野下方に黒い物が上下にゆっくり動くのに気づいた。1週前に出張先で商談中に視野の下方が見えにくいことに気づいたが,左眼に異常がなかったためそのまま仕事を続けた。昨日,右眼が急に見えなくなり来院した。高血圧や糖尿病の既往はない。
考えられる所見はどれか。2つ選べ

正解
b, d
国試正答率
90%

診断:裂孔原性網膜剝離

選択肢考察
×a 

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る