問題番号 : 84D10

生後4週の女児。出生体重3,010g。母乳栄養。乳児健診で,成長,発達とも正常であったが,肝を右肋骨弓下に3cmとやや大きく触れたため,血液検査を受けた。帰宅後,採血部位からの出血がなかなか止まらず,血腫をつくったため来院した。他の部位からの出血や出血斑を認めない。
診断確定のための検査はどれか。

正解
e
国試正答率
60%

Assessment
生後4週における採血時の止血困難,出血傾向と母乳栄養より

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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