問題番号 : 80E40

1歳3か月の男児。最近,腹部が膨隆してきたため来院した。右側腹部深部に正中線を越える硬い腫瘤を触れ,表面は凹凸がある。静脈性腎盂造影で腎盂像は正常であるが,右腎盂が下方に圧排されている。尿中VMA・HVAは高値。開腹術を行ったが,腫瘤の全摘出は不可能で部分切除に留まった。
適切な治療はどれか。3つ選べ

正解
a, b, c
国試正答率
60%

選択肢考察
○a 放射線照射
 神経芽腫は放射線感受性が高い。年

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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