問題番号 : 80C60

30歳の男性。2年前,右眼に突然,視力低下をきたし,治療を受け2週間で回復した。その後2か月ごとに同様の症状を繰り返している。一昨日,左眼に視力低下をきたしたので来院した。視力:右眼0.6(0.8×-2.0D),左眼0.1(0.2×-1.5D)。
この疾患にみられやすいのはどれか。2つ選べ

正解
c, d
国試正答率
60%

診断:片眼ずつの発作を繰り返していることよりBehçet病が考えられる。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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