問題番号 : 120F53

21歳の女性。言動の変化を心配する両親に連れられて来院した。本人は何も話さず下を向いていた。両親によると,18歳の時に大学受験に失敗したころから自分の部屋に閉じこもり,昼夜逆転の生活となった。受診の2か月前から,「近所の子供が自分の悪口を言っている」,「自分の考えたことがテレビで放送されている」などと訴えるようになったという。
 その後,外来での2か月半の薬物療法で昼夜逆転の生活は改善し,奇異な発言もなくなった。自宅の居間で新聞を読んだり家族と会話したりするようになったが,通院以外は外出していない。本人は「大学受験はせずに,しばらくゆっくりしたい」と言い,母親は「大学受験しないのであれば働いてほしい」と言う。
 現時点において提案することとして最も適切なのはどれか。

正解
d
国試正答率
82%

正解 d
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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