問題番号 : 120F51

62歳の男性。両上肢の感覚障害と筋力低下を主訴に来院した。2年前から時折両手の先のしびれを自覚していたがそのままにしていた。2週間前から両手の筋力低下を自覚するようになり徐々に進行し,1週間前からは歩行もふらつくようになった。意識は清明。体温36.6℃。脈拍80/分,整。血圧148/86mmHg。眼球運動に異常を認めず,構音障害,嚥下障害を認めない。両上肢にはやや右優位に軽度の筋力低下を認める。両下肢も右優位に軽度の筋力低下を認めた。腱反射は両上肢で低下,両下肢で右優位に亢進し,Babinski徴候を右で認めた。両上肢右優位,遠位優位に感覚障害を認めた。歩行はふらつきを認め,Romberg徴候が陽性であったが,指鼻指試験では明らかな異常を認めなかった。軽度の膀胱直腸障害も認めた。
 病変の局在はどれか。

正解
d
国試正答率
91%

正解 d
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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