問題番号 : 120F36

日齢2の女児。新生児室で定期診察中である。妊娠経過は異常なく,在胎39週1日,身長50cm,体重2,900g。Apgarスコア8点(1分),9点(5分),自然分娩で出生した。心拍数140/分,整。血圧80/52mmHg。呼吸数62/分。SpO2 96%(room air)。①左頭頂側頭部に軟らかく,骨縫合をこえない腫瘤を認める。②大泉門は3cm×3cmで開大し,平坦である。③眼球結膜に軽度の黄染を認める。心音に異常を認めない。呼吸は④陥没呼吸を認める。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。⑤性器出血を認める。外表に形態異常は認めない。
 下線部のうち,異常な所見はどれか。

正解
d
国試正答率
83%

正解 d
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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