問題番号 : 120E33

22歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。炎天下で運動中に頭痛と悪心が出現した。ふらふらして真っ直ぐに歩けなくなり,倒れたところを友人が気付き,救急車を要請した。本人は水分を補給していなかった。既往歴に特記すべきことはない。意識レベルはJCSⅡ-30。心拍数116/分,整。血圧92/62mmHg。呼吸数24/分。SpO2 96%(マスク5L/分 酸素投与下)。瞳孔径は両側4mmで対光反射は正常である。発汗はなく,体幹部から末梢にかけての皮膚は乾燥し,熱感を認める。
 最も適切な体温測定部位はどれか。

正解
e
国試正答率
87%

正解 e
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る