9歳の男児。落ち着きのなさを心配した母親に連れられて来院した。周産期の異常なく,在胎40週,体重3,015gで仮死なく出生した。活発で外遊びを好み,自由遊びが多い幼稚園では楽しく過ごしていたが,小学校入学後から落ち着きのなさに気付かれるようになった。授業中着席していることが難しく,外の物音に気を取られてすぐに教室を飛び出してしまう。学校からのプリントは持ち帰ってきたことがなく,教科書や筆記用具などをなくすことが多いという。本人に聞くと「学校は大好き,楽しい,算数と体育が好き」と話し,褒めると満面の笑みをみせる。脳神経,四肢の運動と感覚に異常を認めない。母親は不安のあまり毎日叱り続けているという。
母への説明で適切なのはどれか。