問題番号 : 120C60

43歳の女性。3妊3産(今回の分娩を含む)。妊娠39週2日,無痛分娩目的に入院した。35歳と38歳時に経腟分娩,40歳時に腹腔鏡下子宮筋腫核出術を受けている。分娩誘発し,経腟分娩1時間後,不穏症状を認めた。心拍数140/分,整。血圧68/36mmHg。SpO2 97%(room air)。分娩に伴う外出血量は900mL。腟鏡診では子宮内からの出血は少量であった。経腹超音波検査で子宮内に胎盤遺残や血液貯留を認めず,A,B,Cの領域に大量の液体貯留を認めた。
 適切な処置はどれか。2つ選べ

正解
a, b
国試正答率
84%

正解 ab
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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