問題番号 : 120C36

救急外来で小児を診察した研修医から指導医への報告を以下に示す。
研修医:「1歳の女児です。3日前から発熱,咳嗽,鼻汁,眼脂が続き,本日から四肢,体幹に皮疹が出現したため来院しました。意識は清明で,体温39.9℃。咽頭発赤があり,頬粘膜に白い斑点があります。咳嗽がひどくroom airでSpO2が92%です。10日前に家族で東南アジアに旅行に行き,5日前に帰国しています」
指導医:「保健所への対応はどうしますか」
 これに続く研修医の返答で最も適切なのはどれか。

正解
b
国試正答率
97%

正解 b
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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