問題番号 : 120B33

72歳の男性。筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉で療養中である。会話による意思疎通は可能である。呼吸機能が悪化し人工呼吸器の装着が必要な状況であるが,本人は家族に迷惑をかけることを危惧して装着を希望していない。妻は人工呼吸器を装着して欲しいと考えているが,子どもたちは熟慮の末,装着しなくてよいと考えている。
 今後の対応で最も適切なのはどれか。

正解
e
国試正答率
89%

正解 e
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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