問題番号 : 120A51

42歳の女性。1か月前から続く易疲労感を主訴に来院した。昨年の健康診断では異常を指摘されなかった。2か月前に感冒に罹患した。2週間前からトイレに行く回数が増えた。意識は清明。身長163cm,体重48kg。血圧130/72mmHg。尿所見:蛋白(-),糖3+,ケトン体2+。血液生化学所見:総蛋白8.2g/dL,アルブミン4.2g/dL,AST 22U/L,ALT 15U/L,アミラーゼ152U/L(基準44~132),尿素窒素23mg/dL,クレアチニン0.7mg/dL,尿酸7.2mg/dL,血糖384mg/dL,HbA1c 11.4%(基準4.9~6.0),Na 134mEq/L,K 4.6mEq/L,Cl 98mEq/L,Cペプチド〈CPR〉0.5ng/mL(基準0.8~2.5)。
 適切な治療はどれか。

正解
a
国試正答率
99%

正解 a
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る