問題番号 : 120A21

83歳の男性。自分の持ち物を盗られると訴えるようになり,対応に困った家族に連れられ受診した。1年前から物忘れが目立つようになった。次第に意欲が低下し,散歩に行かずに寝ていることが多くなった。2か月前から金銭に対する執着が強くなり,預金通帳や印鑑をしまい忘れては誰かに盗まれたと訴えるようになった。既往歴と家族歴に特記すべきことはない。意識は清明。脳神経,四肢の運動と感覚に異常を認めない。Mini-Mental State Examination 〈MMSE〉18点(30点満点)。血液生化学所見に異常を認めない。頭部単純MRIのT1強調像(A)と脳血流SPECT(B)とを下に示す。
 治療薬はどれか。

正解
b
国試正答率
99%

正解 b
※解説の掲載は,5月中旬を予定しています。

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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