問題番号 : 119F44

15歳の女子。定期受診で来院した。10歳時に全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され,小児科に通院している。少量グルココルチコイド,ミコフェノール酸モフェチル及びヒドロキシクロロキンを内服し病状は安定している。13歳時にひとりで薬の管理をさせたところ,処方数と残薬数が合わないことから怠薬が判明した。以後,母親が薬の管理をしている。発達に問題はなく,学校の成績は良好で,今春,志望校に合格した。高校生になると忙しくなるので,本人を連れて受診できるか,母親が心配している。患者は質問に答えるのみで,自らの発言はない。高校進学を前に将来的な内科への移行を見据え,今後の管理を話し合うことにした。
 適切な対応はどれか。

正解
e
国試正答率
99%

Assessment
①15歳の女子
②10歳時に全身性エリテマトーデス〈SL

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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