問題番号 : 119F40

26歳の女性。臨床研修1年目の医師。針刺しによる刺創で受診した。HBs抗原陽性患者の手術の助手を務めている最中に受傷した。ただちに患部を流水で洗浄した後,救急外来を受診した。これまでにB型肝炎罹患歴はなく,4年前にHBワクチンの接種歴がある。入職時のHBs抗体価は十分に高かった。
 適切な対応はどれか。

正解
a
国試正答率
71%

Assessment
①HBs抗原陽性患者の手術中の針刺し事故
②B型肝炎罹患

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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