問題番号 : 119E31

38歳の初妊婦(1妊0産)。妊娠37週4日,家庭血圧で150/100mmHgを認めたため受診した。妊娠28週の妊婦健康診査で診察室血圧136/80mmHgであったため,家庭血圧測定が開始されていた。来院時,血圧160/110mmHg,随時尿で尿蛋白/Cr比は0.9g/gCrであったため入院管理となった。病棟到着時,意識消失とけいれんを認めた。
 まず投与すべき薬剤はどれか。

正解
e
国試正答率
98%

Assessment
①家庭血圧で150/100mmHg ⇒ 妊娠高血圧症候群

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る