問題番号 : 119D66

54歳の女性。乳がん検診で異常を指摘され来院した。42歳から①高血圧症で,降圧薬を内服中である。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。②母は乳癌のため58歳で死亡した。③初経は12歳④出産は2回⑤BMI 20.3。マンモグラフィでは高濃度腫瘤陰影と集簇した多形性の微細石灰化像を認めた。
 下線部のうち,想定される疾患のリスクファクターはどれか。

正解
b
国試正答率
98%

Assessment
①乳がん検診で異常を指摘され来院 ⇒ 乳癌のリスクファク

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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