33歳の女性(0妊0産)。下腹部痛と過多月経を主訴に来院した。5か月前から月経血量の増加と下腹部鈍痛が増悪し,早期の挙児希望もあるため受診した。2年前から避妊はしていない。月経周期は28日型,整,持続7日間。20年前から月経痛で市販の鎮痛薬を服用している。身長158cm,体重53kg。体温36.0℃。脈拍76/分,整。血圧112/72mmHg。内診で子宮は弾性硬で約10cmに腫大し,両側付属器は触知しない。血液所見:赤血球340万,Hb 8.4g/dL,Ht 28%,白血球6,200,血小板27万。血液生化学所見:総蛋白6.3g/dL,AST 23U/L,ALT 20U/L,LD 175U/L(基準124~222),CA125 46U/mL(基準35以下)。骨盤部単純MRIのT2強調矢状断像を下に示す。
適切な治療はどれか。