10か月の男児。発熱を主訴に母親に連れられて夜間救急外来を受診した。在胎40週,身長49cm,体重3,150g,頭囲33cmで出生した。母子健康手帳で乳児健診の記録はなく,定期予防接種は行われていない。5日前から39℃台の発熱が続き,3日前に3分間のけいれんを起こしたが,医療機関の受診はしていなかった。100mLのミルクを1日4回与えているとのことである。身長63cm,体重6,500g,体温37.2℃,心拍数120/分,整。SpO2 98%(room air)。表情は乏しく,活気も少ない。皮膚のツルゴールは低下している。体表に外傷やあざは認めない。おむつ内には乾いた便が付着しており,臀部は赤くかぶれてびらんがある。衣類は汚れが目立っていた。胸部聴診および腹部触診で異常を認めない。
適切な対応はどれか。