問題番号 : 119C41

55歳の男性。建設作業員として勤務中,高所から転落して頭部を強打したため救急車で搬入された。急性硬膜下血腫と診断され,血腫除去術を受けた。左下肢に麻痺があるが,高次脳機能に問題はなく,杖を使って歩行できるようになったため,退院後の復職を検討している。在籍している会社からは,資材管理部門への配置転換を提案されている。
 この患者の生活機能に関する評価を国際生活機能分類〈ICF〉で行った場合,会社の提案はどれに相当するか。

正解
c
国試正答率
48%

Assessment
①55歳の男性 ⇒ 中年の男性
②建設作業員 ⇒ 会社員

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る