問題番号 : 119B29

30歳の初妊婦(1妊0産)。市販の妊娠検査薬が陽性であったため来院した。2年前に糖尿病と診断され,1年前から自宅近くの診療所でインスリン治療を受けている。最終月経は7週間前。月経周期は28日型,整。尿所見:蛋白(-),糖(-),ケトン体(-)。血液生化学所見:血糖92mg/dL,HbA1c 6.0%(基準4.9~6.0)。経腟超音波検査で子宮内に頭殿長〈CRL〉2.0cmの心拍動を有する胎児を認めた。妊婦は糖尿病に伴う胎児形態異常を心配している。
 この妊婦への説明で適切なのはどれか。

正解
e
国試正答率
68%

Assessment
①30歳の初妊婦(1妊0産)
②2年前に糖尿病と診断 ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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