問題番号 : 119A68

3歳の男児。言葉の遅れを心配した両親に連れられて来院した。有意語は2歳6か月に出現したが,2語文はなく,独特の抑揚のある発語やオウム返しがみられるという。保育園では集団行動が苦手で,友達と一緒に遊ばない。いつもと異なる道で登園しようとするとかんしゃくを起こす。診察室では,視線が合いにくく,落ち着きなく歩き回り,診察に応じようとしない。
 診察時の適切な対応はどれか。

正解
b
国試正答率
98%

Assessment
①3歳の男児。言葉の遅れを心配した両親と来院 ⇒ 両親が

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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