問題番号 : 119A60

13歳の女子。右膝周囲の痛みを主訴に来院した。3か月前から右膝周囲の痛みが出現し,痛みが増強したため受診した。外傷の既往はない。身長152cm,体重42kg。BMI 18.1。体温36.5℃。右大腿遠位に軽度の腫脹と圧痛を認める。赤沈12mm/1時間。血液所見:Hb 12.8g/dL,白血球8,200,血小板26万。CRP 0.3mg/dL。右大腿遠位のエックス線写真を下に示す。
 適切な対応はどれか。

正解
a
国試正答率
90%

画像診断
上画像参照。
右大腿骨遠位に辺縁不整な硬化性変化とCodman 三角

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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