54歳の男性。下痢を主訴に来院した。2か月前から下痢が出現し軽快しないため受診した。便回数は1日に6~7回,便性状は泥状から水様であり,揚げ物を食べると脂肪便を認める。便に血液の付着はない。飲酒は日本酒6合/日を34年間。身長174cm,体重58kg。血圧132/70mmHg。腹部は平坦,軟で圧痛を認めない。腸雑音はやや亢進している。血液生化学所見:アミラーゼ28U/L(基準44~132),空腹時血糖140mg/dL,CEA 3.0ng/mL(基準5以下),CA19-9 37U/mL(基準37以下)。腹部単純CTを下に示す。
禁酒の指導に加え,この患者に対して行う対応はどれか。