問題番号 : 119A39

48歳の女性。左手関節痛を主訴に来院した。1か月前からフライパンなどを持つときに左手関節痛がある。外傷歴はない。職業は調理師で1日8時間を週6日間,厨房で作業を行っている。左手関節橈側に腫脹と圧痛を認める。筋力低下と感覚障害を認めない。指関節に異常を認めない。左母指を他の4指で握り込み,手関節を尺屈させると疼痛が誘発される。右手に症状はない。
 考えられる疾患はどれか。

正解
e
国試正答率
48%

Assessment
①48歳の女性 ⇒ 更年期の女性
②フライパンなどを持つ

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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