問題番号 : 119A32

78歳の男性。頸部リンパ節腫大を主訴に来院した。頸部リンパ節生検の結果,びまん性大細胞型B細胞リンパ腫と診断された。血液所見:赤血球470万,Hb 14.1g/dL,Ht 44%,白血球6,800(分葉核好中球52%,好酸球1%,好塩基球0%,単球6%,リンパ球41%),血小板27万。血液生化学所見:総蛋白6.9g/dL,アルブミン3.8g/dL,総ビリルビン0.9 mg/dL,直接ビリルビン0.2mg/dL,AST 28U/L,ALT 16U/L,LD 243U/L(基準124~222)。免疫血清学的所見:CRP 0.8mg/dL,HBs抗原陰性,HBc抗体陽性,HBs抗体陽性,HCV抗体陰性。
 リンパ腫の治療前に追加して測定すべき検査項目はどれか。

正解
d
国試正答率
90%

Assessment
①78歳の男性,頸部リンパ節腫大の組織診断はびまん性大細

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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