問題番号 : 119A17

14歳の女子。卵巣腫瘍に対する治療後の検査結果と今後の方針について説明を受けるため両親とともに来院した。約3か月前に右卵黄嚢腫瘍の診断で,右付属器摘出術と大網切除術を実施した。その後,シスプラチン,エトポシド,ブレオマイシン併用の化学療法を3週ごとに4回施行した。α-フェトプロテイン〈AFP〉は術前28,500ng/mL(基準20以下)から化学療法後10ng/mLまで低下し,造影CTを含む全ての検査結果で異常を認めず,寛解の判定となった。最終月経は8週間前で,その後再開していない。
 今後,定期診察時に毎回行うのが適切でないのはどれか。

正解
c
国試正答率
98%

Assessment
①14歳の女子 ⇒ 月経に関連するのは内分泌疾患が多いが

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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