問題番号 : 118F50

42歳の男性。自殺目的で市販の睡眠薬を過量服薬し精神科病棟のない救急病院に搬入された。救急処置を終えた後,精神科にコンサルテーションしたところうつ病と診断された。1か月前から職場には不満などないにもかかわらず休むようになり,市販の睡眠薬を服用していた。入院数日以内に希死念慮が消失したため,近隣の精神科診療所に通うことになった。本人,家族から今後の復職のためのリハビリテーションや精神症状が悪化した時の救急受診先の情報などについて相談された。
 相談先として案内するもので適切なのはどれか。

正解
e
国試正答率
86%

Assessment
①自殺目的で市販の睡眠薬を過量服薬……うつ病と診断 ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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