問題番号 : 118F45

84歳の女性。要介護認定の申請にあたって,主治医意見書を作成するために来院した。20年前から高血圧症の治療中である。3か月前から物忘れや薬の飲み忘れが多くありAlzheimer型認知症と診断された。認知症の周辺症状および問題行動はない。ゆっくり会話をすれば意思疎通はできる。長男夫婦との3人暮らしで,日中はほとんどの時間を自宅で過ごしている。着替え,食事,排泄および入浴は自立している。薬と金銭の管理は家族の助けが必要である。改訂長谷川式簡易知能評価スケールは16点(30点満点)である。認知症高齢者の日常生活自立度判断基準を以下に示す。
 この患者の認知症高齢者の日常生活自立度ランクはどれか。

正解
b
国試正答率
72%

Assessment
①84歳の女性 ⇒ 介護保険利用の対象年齢(65歳以上)

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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