問題番号 : 118E35

88歳の女性。腰痛を主訴に救急車で搬入された。今朝,自宅で転倒してから腰痛のため歩けなくなったため救急車を要請した。高血圧症と認知症で治療中である。改訂長谷川式簡易知能評価スケールで7点(30点満点)。要介護度は要介護1である。腰椎エックス線写真で第3腰椎の圧迫骨折を認め,疼痛管理とリハビリテーションを目的に入院となった。入院1か月後に状態が安定したので,退院後の方針について夫と話し合いとなった。
 夫への説明で適切なのはどれか。

正解
d
国試正答率
100%

Assessment
①88歳の女性 ⇒ 高齢者
②転倒,腰痛,救急車 ⇒ 在

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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