問題番号 : 118E33

78歳の男性。下腹部痛と排尿ができないことを主訴に来院した。3か月前から頻尿がある。一昨日の夕食後から感冒症状があり市販の総合感冒薬を内服している。昨日の昼から尿が出ず,下腹部痛が出現したため受診した。身長165cm,体重60kg。体温36.6℃。脈拍84/分,整。血圧154/88mmHg。下腹部に弾性軟の腫瘤を触知し,同部に圧痛あり。直腸診で径5cm,弾性硬の前立腺を触知し,圧痛を認めない。
 まず行うべき画像検査で適切なのはどれか。

正解
c
国試正答率
99%

Assessment
①78歳の男性。下腹部痛と排尿ができないことを主訴 ⇒

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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