問題番号 : 118D45

69歳の女性。不随意運動を主訴に来院した。15年前に右手の振戦が出現し,動作が遅くなったため受診したところ,Parkinson病と診断された。抗Parkinson病薬を内服し,症状は改善した。5年前から歩行困難が出現した。1年前から抗Parkinson病薬の効果が持続しなくなり,時間により歩行不能が出現するようになった。抗Parkinson病薬を増量したところ,体幹や上下肢を不規則に繰り返し動かす不随意運動が出現し,座位も保てなくなった。
 下線部の不随意運動はどれか。

正解
d
国試正答率
79%

Assessment
①15年前にParkinson病と診断された ⇒ Par

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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