問題番号 : 118D23

25歳の男性。左頬部の痛みと鼻汁を主訴に来院した。5日前から感冒症状があった。3日前に左頬部の痛みを自覚し左鼻腔から膿性鼻汁が出現した。左頬部の痛みが増強したため来院した。体温37.2℃。頬部の皮膚に発赤および腫脹を認めない。鼻鏡検査で左鼻腔内に膿性鼻汁を認めた。
 診断はどれか。

正解
c
国試正答率
99%

Assessment
①左頬部の痛み ⇒ 顔面,副鼻腔など上顎神経(三叉神経第

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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