問題番号 : 118C58

68歳の男性。背部の広範な出血斑を主訴に来院した。1週間前から四肢に紫斑がみられるようになった。昨日入浴時に背部の広範な出血斑に気付いたため受診した。高血圧症と心房細動で降圧剤とワルファリンを内服している。血液所見:PT-INR 4.0(基準0.9~1.1),活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉60秒(基準対照32.2)。交差混合試験では,患者血漿に正常血漿を添加すると凝固時間の延長は補正された。
 治療で適切なのはどれか。2つ選べ

正解
a, c
国試正答率
69%

Assessment
①背部の広範な出血斑 ⇒ 紫斑の中でも広範な紫斑は凝固異

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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