問題番号 : 118C53

職員500人の工場内でX工程に従事している職員の間で肝血管肉腫が多発しているという報告を産業医が受けた。10年前の工場開設以来,職員の異動はなく同じ職場に継続して勤務している。直ちに全職員の肝血管肉腫検診を行うとともに人事記録を基に(A)X工程に配置されていた職員50人と(B)X工程に配置されたことがない職員450人の2グループを特定し,過去の健康診断結果および医療機関受診状況を確認した。(A)グループで6人が肝血管肉腫に罹患していたのに対し,(B)グループで1名が罹患していたことが明らかとなった。
 実施した調査の研究デザインはどれか。

正解
b
国試正答率
72%

Assessment
①工場で発生したがんの原因解明に関する疫学的な研究手法に

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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