問題番号 : 118C51

11歳の男児。学校に行けないことを主訴に父親に連れられて来院した。乳幼児期の発達は順調だった。就学時から文字を書くことが苦手だったが,ひらがなとカタカナは書けており,成績も中等度を保っていた。小学3年生から漢字の書き取りのミスが目立つようになり,何度学習しても習得できなかった。黒板を書き写すのに時間がかかるため,最近は授業についていけなくなり,次第に登校できない日が増えている。友人関係におけるトラブルはない。
 診断はどれか。

正解
b
国試正答率
99%

Assessment
①11歳(小学校5年生)の男児。不登校を主訴に受診,乳幼

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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