問題番号 : 118C42

14歳の女子。るいそう及び無月経のため入院中である。小学校の成績は良好であったが,教師と友人との人間関係に悩んでいた。中学校入学後,友人に体重増加を指摘されてから食事摂取を減らすようになった。その後,食事制限に加えて屋内でも多くの時間を立位で過ごしていた。5か月前から続発性無月経となり,1か月前から倦怠感を強く自覚するようになった。自己誘発性の嘔吐や下剤の乱用はない。入院後も食事摂取量は少なく,「太りたくない」と訴える。身長148cm,体重28kg。
 この患者で認められる所見はどれか。

正解
b
国試正答率
98%

Assessment
①14歳の女子
②るいそう,無月経のため入院中
③中学校

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る