問題番号 : 118B38

72歳の女性。脳梗塞で入院治療し,リハビリテーション後に自宅退院して3か月が経過した。現在は①マンションに一人暮らしをしている。右上下肢に軽度の運動麻痺が残存し,②長距離を歩くことができない。入院前は③おしゃべり好きで俳句教室に通うのが趣味であったが,俳句教室の入口の④階段を昇ることができないため最近は通っていない。退院してから⑤家に閉じこもりがちになっている。
 下線部のうち,国際生活機能分類〈ICF〉の参加制約に分類されるのはどれか。

正解
e
国試正答率
74%

Assessment
①72歳の女性 ⇒ 高齢者
②脳梗塞 ⇒ 国民生活基礎調

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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