問題番号 : 118B32

78歳の女性。軽度の腰痛を主訴に来院した。昨年までは朝と夕とに1日30分程度のウォーキングをしていたが,最近,15分くらいしか歩行できなくなり,自宅でつまずくことが多くなった。膝の痛みはないが,軽度の腰痛があるため受診した。生来健康であり既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はない。飲酒はビール350mL/日を週に3回。身長153cm,体重57kg。BMI 24.4。神経診察で異常を認めない。腰椎エックス線写真で軽度の変形性脊椎症の所見を認めた。
 この患者に対する指導で適切なのはどれか。

正解
e
国試正答率
63%

Assessment
①78歳の女性 ⇒ 高齢女性。骨量,筋肉量が減少している

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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