問題番号 : 118A71

75歳の女性。大腸癌術後から経口摂取が困難で,中心静脈栄養を行っている。術後10日目に悪寒戦慄が出現した。意識は清明。体温38.0℃。脈拍120/分,整。血圧90/44mmHg。呼吸数24/分。腹部は平坦,軟で,手術創に明らかな異常を認めない。血液培養2セットからCandida albicansが検出された。中心静脈カテーテルを抜去し抗真菌薬による治療を開始した。
 治療期間決定のために必要なのはどれか。2つ選べ

正解
a, b
国試正答率
17%

Assessment
①75歳の女性 ⇒ 高齢女性
②大腸癌術後から経口摂取が

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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