問題番号 : 117F58

46歳の男性。右母趾基部の疼痛を主訴に来院した。昨年も同様の症状があり,その時は翌日軽快した。先月から高血圧症と脂質異常症に対して投薬治療を受けている。2日前に友人とゴルフに行き,飲酒した後に疼痛が出現した。今回は症状が改善しないため受診した。身長171cm,体重82kg。右第一中足趾節関節に発赤と疼痛を伴う腫脹を認める。明らかな結節はない。
 この患者の症状出現の誘因とならないのはどれか。

正解
d
国試正答率
87%

Assessment
①46歳の男性⇒中年の男性
②右母趾基部の疼痛⇒独特な部

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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