問題番号 : 117F57

14歳の男子。学校検尿で蛋白尿を指摘され来院した。第1次検査と第2次検査の結果を示す。受診結果が判明するまでは,部活動顧問教諭からバスケット部の活動を中止するよう指示されている。自覚症状はない。身長165cm,体重50kg。血圧110/66mmHg。眼瞼に浮腫を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦,軟で,肝・脾を触知しない。早朝尿所見:蛋白(-)(9mg/dL),潜血(-)。随時尿所見:蛋白3+(560mg/dL),潜血(-)。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。腎超音波検査で異常を認めない。
 適切な生活指導はどれか。

正解
e
国試正答率
82%

画像診断
上画像参照。
第2次検査において,早朝尿では蛋白を検出せず,新鮮尿(

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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