問題番号 : 117F43

45歳の女性。日中のだるさを主訴に来院した。第1子の出産後から体重が増え,10年で10kg増加した。健診を受けたことはない。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。就労はしておらず,運動習慣はない。身長152cm,体重65kg。血圧144/92mmHg。尿所見:蛋白(-),糖3+,ケトン体(-),潜血(-)。血液生化学所見:総蛋白7.4g/dL,アルブミン4.0g/dL,尿素窒素14mg/dL,クレアチニン0.7mg/dL,尿酸7.2mg/dL,血糖188mg/dL,HbA1c 8.2%(基準4.6~6.2),総コレステロール252mg/dL,トリグリセリド220mg/dL,HDLコレステロール36mg/dL,Na 135mEq/L,K 4.6mEq/L,Cl 101mEq/L。12誘導心電図で異常を認めない。
 食事療法の内容で正しいのはどれか。

正解
e
国試正答率
96%

Assessment
①中年女性のだるさの訴え⇒更年期障害のほか,内分泌疾患や

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る