問題番号 : 117E35

78歳の男性。心不全で入院中である。入院7日目に心不全が改善し,退院の準備を行うこととなった。落ちていた身体機能が回復したが,移動に歩行器が必要であった。もともと大腸癌術後で10年前から自分でストマの管理をしていたが,入院後に管理が難しくなった。妻と2人暮らし。認知機能は問題なく,服薬管理はできる。入浴,食事および整容は自立している。要介護度は要介護1である。退院後は通所リハビリテーション,福祉用具貸与および外来通院を予定している。
 退院に際して,この患者に必要な介護サービスはどれか。

正解
a
国試正答率
98%

Assessment
①もともと大腸癌術後で10年前から自分でストマの管理をし

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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