問題番号 : 117D42

62歳の男性。左内包脳梗塞に対する薬物療法で入院中である。現在,発症後5日目である。意識は清明。血圧128/76mmHg。ベッド上で背もたれ角度を90度としても血圧の低下を認めず,神経徴候に変化を認めない。徒手筋力テストで左上下肢は5,右上下肢では肘屈曲1,手指屈曲0,手指伸展0,股関節屈曲1,膝伸展0,足関節背屈0であった。右上下肢に軽度の感覚障害を認める。
 現時点で行うべきリハビリテーションはどれか。

正解
a
国試正答率
76%

Assessment
①左内包脳梗塞⇒主幹動脈の梗塞ではない。錐体路障害による

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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